
Ankerから、USB-C PD規格に対応したモバイルバッテリー「PowerCore 10000PD」が発売開始されました。
気になるスペックを見ていきましょう。
サイズ
Power Deliveryに対応したモバイルバッテリーの中でクラス最小、最軽量を誇る「PowerCore 10000PD」
「PowerCore 10000」とサイズを比べてみましょう。


PowerCore 10000PD | PowerCore 10000 | |
製品寸法 | 約114 x 52 x 25 mm | 約96 x 62 x 22mm |
製品重量 | 約192g | 約180g |
体積 | 約148200㎤ | 約130944㎤ |
PowerCore10000にたいして、横幅が10mmスリムになる代わりに縦、奥行き寸法が増しています。
体積別に見るとPowerCore10000の方が小さいことがわかります。
見た目は「PowerCore 10000PD」の方がコンパクトに見えますが、実際はPowerCore10000の方が小さいです。
仕様詳細
- 容量:10000mAh
- PD入力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
- PD出力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
- PowerIQ 出力:5V=2A 合計最大出力:28W
ここで注意が必要なのが合計最大出力:28Wとなっていますが、USB-A+USB-C端子を合わせた出力値なので、単体で28W出力はできません。
18WのPower Deliveryに対応しているので、iPhone 8以降のiPhoneやPower Delivery対応のスマートフォンを急速に充電することができます。
iPhoneを充電する場合はUSB-C-Lightningケーブルが必要です。
Galaxy S9の場合約2.5回
iPad Pro 11インチの場合約0.8回
Macの充電は遅いかも
Power Deliveryに対応しているので、MacBookやMacbookProの充電もできますが、PD出力が18Wしかないため給電が追いつきません。
Macbookの場合は最低30W、Macbook Proの場合は45W-65Wの電力が必要です。
Macを使用しながらの充電はおそらく無理なので、スマホ用の充電器と考えた方がいいです。
もしも、MacBookの充電に使いたいならPower Core speed 20000PDをおすすめします。